また自分自身の意思を裏切って、社会思想の本を買ってしまいました。がーん。
えーと、この本はですね、なんで買ったかというとですねー。著書が私と同い年で、中島岳志さんという方で、学生時代にヒンズー語を専攻してて、インドに何年か留学経験があり、いつも買ってるクーリエジャポンのインド特派員として毎回インドの現在を寄稿してる方で、あの熱狂、混沌、貧困、宗教のインドを知りつつ現在の日本にはどんな立ち位置でいるのか気になったので買ってしまいました。
とにかく「保守」について熱く語ってますねー。
今の自民党や自民党分派系や靖国神社へ参拝すれば「保守」とかは間違いだと。
正真正銘の「保守」とは?
まあ単純に左派が理想合理的平等社会を目指すなら、保守はその理性する理想を否定する現実路線社会だと。
あらゆる哲学や知力を養った人間にもぬぐえない、嫉妬や、欺瞞、疑念。
人間はいつ何時も不完全な存在だと断定して考えるのが「保守」だと。
不完全な人間による思想。。
一度、インドに行くと、貧困や人の死は間近。。
宗教に親密に寄り添い、河辺で祈り、与えられた階層で一生を送る。。
そんな世界を知った人間が考える「保守」とは。。
政権が交代してだれもが期待した理性による理想社会が実現されると期待していたが、望むような期待とは裏腹にまだ実感は獲られない。
逆ベクトルにある「保守」を知ろう。
理想ばかりは言ってられない場合もあるかな。。。
現実路線は心地がいいかな。。。
中島岳志さんに期待!