菊男日記

「冷し中華はじめました」ばりの軽いノリで始めてみました。日々のあらゆる出来事をマクロ的ミクロ的視点で、つらつらと書き綴るブログです。おそらく更新は 適当かと思われます。更新したり、しなかったり。 どうぞみなさま、お暇でしたらコメントをお寄せください。みなさまがハピネスでありますように。

2016年10月

なぜ吉祥寺だったのか?その3!!

突然、なぜ吉祥寺だったのか?

を想起してしまったのかというと、
菊男若干40歳の美容師歴20年が経つ棚卸し的なおセンチな気持ちになる時が増えているからなんです。。

誠に 若輩ながら、事業まで起こして
ここまでの20年、東京という街でこうしていろいろな方や世の中で起こる事を考えている、物事の移ろいや虚ろいも激しく、菊男自身また、これからの20年、どのような気持ちで、どのような立ち位置で、他者とどのような関係を築き上げて行かなければならないのかを考えてしまう今日この頃なんです。

この超資本主義経済の日本において、どうしたって都市部集中、集まる所には人は集まるという原理の中で、所得階層の高低による選民意識も残念ながら否定出来ないし、自分にしたってこのように、片田舎から出てきた身分が、今や住みたい街ナンバー2の街で小さいながらも事業をしてみてる現実。。

さらに中央を目指したい、より多く、より高く、より誇らしくありたいと若干ながら意識してしまい自分とどう向き合うのか。。。。

こうしてそれぞれの選民意識の中で日々、美容というフィルターを通して人と接してうちにまずは吉祥寺という街に自分が向きあってることはもう今では特に何か意識してしまうものとかではなくなってきたし、年齢が上がってそう思うのか
、世の中をフラットな目線で見ることができるようになってきたのか、、

なぜだかよくわからないんだけど、これ以降何をどれくらい目指していくのかをただ今は考えている感じです。

夏草や強者どもが夢のあと。。


最終的に、何も残らないのは嫌なのです。。。

吉祥寺という街に拾ってもらったからこそ、この街にこだわりたい!!

明日から始めるサ。。






なぜ吉祥寺だったのか?その2!!

26歳の時、吉祥寺のブランドサロンに採用される前に、
実はヘアメイクの仕事をしたくて、ダメモトで
南青山にある、女性の超有名ヘアメイクアップアーティストを輩出したサロンにも面接を受けに行ったんですよね。。。

これはもう菊男にとっては黒歴史ですよ。
お世辞にも東京表参道なんて、普段買い物すら行かない街だったし、、

そんなサロンの面接ではもう完全に人種差別ばりの選民意識最高の文言で罵倒され、出直してくるか、カースト最下層の安月給で下仕事からやり直すかの選択を迫られ、、

そんなおり完全に身をブルブル震わせ、働く場所を追い求めていた菊男に一本の電話がかかってきたんです。。

それがその吉祥寺のブランドサロンの人事担当者からの電話で、、

ウチ、錦糸町にももう一つ店を持ってて、そちらで働いて貰えないか?という話。

南青山での面接の時、一旦、カルチャーど真ん中でやる前にそこそこの街でやってから南青山もー一回来たらって、こき下ろされてたのもあったのか、、
無職の菊男には錦糸町のブランドサロンでも採用通知にOKを頂き、ハサミを研いでもう錦糸町で美容師をやることで決まってたんですが、、、

錦糸町に初めて出勤する4月15日の前日、
また一本の電話が。。

またそのブランドサロンの人事担当者からで、、

突然吉祥寺店の技術者に1人欠員が出たから、やっぱり吉祥寺店に明日から行ってくれないかという電話だったんです!

まさに青天の霹靂。。

南青山でボロボロにされ、錦糸町と諦めかていたら、突然の吉祥寺店採用というドラマ!

師匠が研鑽を積んだ街で、菊男も同じ肩を並べる事が出来ると!!

まあこれ、自分で書いてて改めて思うけど、巡り合わせですよね。。

そこから10年、その吉祥寺のブランドサロンで修行して、今はこうして吉祥寺の街外れで、起業するに至ったわけなんですが、、、

なぜ吉祥寺だったのか?!!

みなさん、お久しぶりです!菊男です!

かれこれ、「吉祥寺」で働きだして15年が経とうとしています!!

今では吉祥寺は、ついこないだまでは住みたい街No.1の街として、かくかくしかじか知れ渡っており、なんでかわからないけど「吉祥寺」イコール、オシャレだとか、すごい!とかお金持ち多いでしょ!とか、東京西部においては選民意識の高い、現実、高所得層が多く住む街として知られております!!

結果、菊男はそんな「吉祥寺」の街外れの場所て起業することになったのだけれど、、、。

僕自身、有る意味、そんな吉祥寺の選民意識にひっかかるような出の人間ではないし、そもそも中学高校時代は栃木県足利市という町で青春を謳歌してたわけだったし、。。

どうして今、吉祥寺に辿りついているのか?

これはもうホント運命でしかない!

美容師を目指して働き出した2店舗目の店の経営者の先生が(俺は今でも師匠だと思っているんです!)その昔、多分80年代後半から90年代中頃にかけてだろうな〜、、
その先生が修行した店が吉祥寺だったわけでして。

先生が吉祥寺で修行した後に独立した郊外のその先生の店に菊男はお世話になるわけなんだけど、、、

まあそれが、その先生がすげ〜カッコイイんですよ!

若干当時21歳の菊男には尋常じゃない輝きと自信に満ち溢れて見える方でして。。

当時先生の愛車はBMWのM3、
着てる服なんかは新宿のバーニーズなんかで買い物してたらしく、腕にはロレックスのエクスプローラー2に
恵比寿のオールドエルメスの店で買ったという、チョー高いチョーカーつけて、

カットも上手いし、先生のお店もなんだか内装オシャレだったし、

まあまあなんか当時の俺的に美容師だったらこの人みたになりたいな〜って思わせるようなホントに中味も外見もほぼ完璧な人なんですよ!

その先生が俺に技術を教えながら、吉祥寺で働いてた時の話を織り交ぜながら、吉祥寺の有名美容院での武勇伝を話してくれるわけ!!

今でこそ男性美容師はそこそこいるけど、先生の年代で男性美容師で80年代にロンドンから帰国した人が出した吉祥寺駅前の有名美容院で働いてた時の話なんて刺激的でしょ!!

結果その先生はメイクも出来たし、なんだかキョンキョンとか萬田久子さんとかヘアメイクとかやったことあるとかないとか言い出して、なんか要するにバブルの時代のちょっと、少し盛ってるかもしるないけど、80年代に生まれたいい時代の吉祥寺を舞台にしたストリートカルチャーのど真ん中にいた人を師匠に持ったワケでして。。。

そうなると、結局、強欲な弟子は師匠を超えたがるわけですよ。。。

てなわけで、菊男はその師匠を離れ、もう一人の師匠を経由して、

26歳の春に吉祥寺のとあるブランドサロンに中途採用の技術者として採用されるわけでして。。


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