菊男は前からの親友と二人で会社を起こした分けなんだが、。
創業当初は仕事が終わり、帰宅する帰りの道は途中まで同じ方向で、あんな事こんな事、創業ハイテンションも相成っていろいろと話ながら帰り道を歩いていた。
近頃は、仕事中は仕事をしている、というテンションで相方と話をいろいろと出来るというわけなんだが、もはやいろんな話は会社の中で話し切れる、そんな状態で、、どうやら会社を一歩出るとなんだかそれがいつしか会社を出てプライベートな時間で何か話をするという事がなんだか気恥ずかしい感じになってきてて、
まだたぶん、会社が終わって2人きりで飲みに行ったりしたことも一度もなくて。

創業前みたいに二人でファミレスや居酒屋で夜遅くまでお互いの馬鹿な話をすることもなくなっちゃったなあ。。


なんだか創業前の二人の関係性は会社を運営して行くという事情により、すこしずつ変わっていってる気がして、
それは会社がいいあんばいで続いているという事とはまた別の事柄として、いい意味でも悪い意味でも、なんだかそれはそれで切ない様な悲しいような、そんな気持ちが時としてある分けなんだが、。

今日は神のイタズラなのか、会社が終わり帰り道が1年ぶりに一緒になり、会社帰りのプライベートな時間が相方と数分一緒の時間に。

そんな時、、相方が自転車を押しながら

「久しぶりだね、こうやって二人で帰り道歩くの、、、」


すいませんが、思わず爆笑してしまいました。

たぶん空気感分かってもらえると思うでしょうけど、、、

どういう意味で相方がそういう事言ったのかわからないんだけど、

なんかじーんときちゃって

じーんを爆笑で誤魔化す事しかできませんでしたが、

俺たちまだ大丈夫なんだな的な。。

何が大丈夫なのかって?

重たく考えるとお互いがお互いの人生を巻き込んでって、会社が上手くいかなければお互いの関係はご破算。

ある意味もはや、後戻りの出来ない進行中の相方との関係性。

なんだか不思議ね。。

なんなんだろう俺達って。

とにもかくにも、この寒空の下、2人は前を向いて、一歩ずつ人生を歩いています。

とりあえず今年の年末も相方と笑って年を越せればいいな、と思っています。

大切なのは、、、、

言葉にできない思い。

俺死ぬんか!?(笑)