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みなさん、新年あけましておめでとうございます。私はというと格闘技Dynamiteで青木真也選手が関節技で対戦相手の腕を折るという悲惨な結末に驚き、その映像に絶叫のうちに年を越してしまい、ただひたすらに正月料理に舌を包み、むざむざと寝転び、欲望のまま過ごしてしまいました。が、
このままではいかん!と思い、久々に物欲を心に灯し、買い物に繰り出しましたが、本当に欲しい物はえらく高く、結局、知的財本?を買ってしまいました。


時たま、大人の恋愛系の小説、いや恋愛というか、大人の男、女の人生のあれやこれやを書いたものに手が伸びてしまいます。今回は白石一文さんの「どれくらいの愛情」を買いました。以前に一度、白石さんの作品「僕の中の壊れていない部分」
という作品を読みました。
男性作家が書く恋愛小説は以外に内容の偏ったものが多い気がします。異常に愛憎劇がドロドロしていて現実的でないものや、やたら手首を切ったり精神不安のある女性が出てくるもの、はたまた性描写において女性を美化しすぎているもの。ここいらの内容はチラッと内容を読んだら、本棚に速攻で戻します。
そういう意味では、白石一文さんの小説はすばらしく現実的な男目線で書かれている恋愛小説でとても共感できる点があるので、読んでいて臭い感じもシラケる感じもなく○です。
なかなか女性というものを研究した上で男のどうしようもない部分を表現しています。
たまには現代男女観小説 でも読んで脳みそブレイクです。